社員一人ひとりが生き生きと自立性を持って働くようになると、業務効率化や生産性向上、従業員エンゲージメントや定着率の向上、業績アップ等が見込めます。
ここでは、組織のポジティブ化に関するコンサル事例を3つご紹介します。併せて、組織のポジティブ化を成功させるための方法もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
創業約100年の中堅造船メーカーでは、グループ会社の買収や組織再編を終え、第二のステージを歩み始めていました。
そこで、モノづくりの原点を忘れず、その上で将来に向けてアクションを起こす人材・会社を作り上げるために階層別の人材開発を実施。特に、会社の中心となる部長・課長・係長の3階層には、研修の中にリアルな問題解決テーマの設定と実践を採用しました。
これにより、各階層で問題解決ができるようになった上縦と横のコミュニケーションが活発になりました。
花の流通を担う福岡県花卉(かき)農業協同組合では、販売に関するユニークな取り組みを行う一方、「若手の育成がうまくいかない」「部署間の交流がない」「受動的な姿勢で都合の悪いことは他責にしがち」といった組織風土に課題を抱えていました。
そこで、ビジネスコンサルタントとともに長期戦略を策定。「管理職の育成スタイルの変更」「組織風土の変革」という2つの課題に取り組んだ結果、管理職のマネジメントスタイルが変わり、組織風土も能動的な文化へと変わり始めているそうです。
新聞印刷業界の淘汰が確実視される中で、株式会社朝日プリンテックでは「社員自らが主体的に行動し、チャレンジする組織風土に変えたい」と研修を実施。
当初は教育部門すらなく、教育研修に詳しい人は誰もいない状況でしたが、じっくり時間をかけて、全体最適やセルフリーダーシップの重要性と具体的な行動を社内全体に浸透させた結果、社員一人ひとりが危機感を持ち、自らリーダーシップを発揮して行動できるようになりました。
停滞した組織・ネガティブな組織には、「どうせやってもしょうがない」といった「諦め感」が漂っており、何か始めようとしても頓挫してしまったり、組織全体が停滞してしまったりして成果を上げられない状態が続いてしまいます。組織をポジティブ化することで、エネルギーや活気に満ち溢れ、企業や個々のパフォーマンスを向上させることが可能です。また、社員のモチベーションが上がり、自らの意思で自律的・能動的に動ける社員が増えるでしょう。
組織のポジティブ化におすすめなのが、コンサルティング会社をパートナーにすること。実績豊富なコンサルティング会社なら、現状把握から課題の抽出、自社に合った施策の提案や、取り組みの定着などをサポートしてくれるでしょう。
こちらのページでは、編集部が厳選した事例と実績豊富な組織開発コンサルをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。