世の中の急激な変化に対応するべく、コンサルタントを活用する企業が増えています。ここでは、さまざまなコンサル事例の中から、大企業の組織開発に絞って成功事例を3つピックアップしました。
併せて、大企業がコンサルをうまく活用するための方法もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
組織の変革には、時間軸と強度軸の両方から変革のレベルを認識して取り組むことが必要です。
強度軸とは、新しく何かを始める前に「何を捨てるか」を考えること。SONYが利益1兆円を出した際も、これを成し遂げた体制には、有力OBからかなりの苦言が来たようです。
「捨てる」決断は、トップが嫌われる覚悟を持って行わなくてはなりません。組織開発においては、やはりトップマネジメントの役割が重要です。
JR西日本では、鉄道事業における安全とともに、「全社でコンプライアンスを実現すること」を重視しており、コンプライアンスの向上と企業風土の変革に取り組んでいます。
コンサルタントを導入してまず行ったのが、「社員意識アンケート」です。アンケート実施後は必ず「フィードバック」を実施。
組織の特性にあわせた新たな取り組みを行った結果、「大きく変わった」ところから「まだまだ」という点までさまざまな変化がありました。
人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社では、新年度から体制を一新。経営層と社員が同じ視座で考えるために、組織の要となるマネジャーに向けたセッションを実施しました。
これにより、改めて階層ごとの役割が可視化され、マネジャーの立ち位置や役割を明確化することに成功。そこで得られた気づきを、チーム運営にも活用しはじめています。
組織が抱える課題解決や、知らない国、知らない市場へ展開する際の案内人として、コンサルティングサービスを活用する大手企業が少なくありません。実績豊富なコンサルティング会社をパートナーにすることで、過去の事例や外部の客観的な視点をもとに現状把握や課題の抽出ができる、自社に合った施策の提案や、取り組みの定着などをサポートしてくれる、などさまざまなメリットが得ることが可能です。
こちらのページでは、編集部が厳選した事例と実績豊富な組織開発コンサルをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。